次に手にした本は、長期・ファンダメンタル分析に重点を置いた本です。
会社の決算書や四季報の読み方を丁寧に教えてくれます(決算書を理解するため、財務諸表についての本も読みましたよ)。
「これで君も成長株を見つけることができる」
☆キラーン☆
みたいな感じですね。
600株保有していたA社株
私は1月時点で、何も分からないままA社株を600株保有してしまいました。
複数回に分けて、少しずつ買い足していって、1週間で600株になっていました。
なぜ、ここまで暴走してしまったのか、いくつか理由があるのです。
- 株価が安かったから。
- 出来高がものすごく多かったから。
- 教科書(本)どおり上昇トレンドに乗ったと思い込んだから。
- 株をたくさん持つと利益も多くなるから(捕らぬ狸の皮算用)。
- この株は2倍、3倍にも値段が上がるというTwitterを見たから。
株価が安いと、やはり手を出しやすいですよね。なぜ、こんなに安いのだろう?との考えには至りませんでした。
出来高も多いので、人気があるんだなあとしか思えなかったのです。
教科書どおりに、75日移動平均線も確認しました。株価の位置も確認しました。
これは上昇トレンドに間違いない!
「買うなら今だ!良い株を見つけた!」
自信満々で購入しました。600株も。
根拠のない自信によって。
私の600株分の資金は完全にロックされてしまったのでした。
A社株をファンダメンタル分析
後の祭りでした。
買ってはいけない株の典型的なパターン。
しかも、一番頭を抱えたのが、四季報に
「継続前提に重要事象」
という文言があったこと。
これは、「企業が将来経営破綻してしまうリスクが他の企業より高い。」
と言う意味をもつそうです。
みるみるうちに、株価は下がり、3月半ば現在購入価格の3分の2ほどになってしまいました。
「お願いだから、購入価格まで戻って!
利益なんていらないから!!」
そう願う毎日です。
次回予告
株価停滞気味のB社株が急に値を上げました。
初心者個人投資家が、いっちょ前に逆指値とやらで売り抜けようとしたものの、大失敗したお話をUPします。
失敗したとは知らず、昼休みにCoCo壱で高値で買い足しちゃったもんねー。
欲にまみれた人間って醜い。自分を殴りたい。